肩こりは
1/過労、運動不足などが原因の本態性肩凝り
2/脊椎性疾患、内臓疾患などからくる症候性肩凝り
3/精神性ストレスなどが関係する心因性肩凝り

の3種類に分けられます。
 心臓から送り出された動脈血は、酸素や栄養分を身体の隅々まで運び、末端の毛細血管で不必要になった老廃物を受け取り静脈血になり再び心臓に戻ってきます。静脈血が毛細血管から心臓に戻ってくる原動力となっているのはその周囲筋の収縮する力です。筋肉の動きが不活発だとこうした血液循環がうまくいかなくなりうっ血状態となります。
 うっ血状態になると、筋肉が収縮するためのエネルギー源である酸素や栄養分が不完全燃焼を起こし、乳酸などの老廃物が筋肉の中に蓄積されて、周囲の神経を刺激し、筋肉の凝りや痛みを生じさせます。

●肩凝りの治療

まず、誘因、原因となるものの除去/日常の姿勢などを正す/運動をする/
入浴など温める/リラクゼーション/筋弛緩練習/電気刺激/鍼灸マッサージ/薬剤など。

●予防法

生活改善に取りくむ、仕事時など同じ姿勢を長く続けないようにし、時々休憩して大きく肩や腕を動かす。猫背やなで肩の人は意識的に背筋を伸ばして肩を反らすように歩くと良いでしょう。
 スポーツや趣味などでストレスを上手に発散させることも予防につながります。



●肩凝りのためのストレッチ法

首を斜め下方にたおす、同時に、後ろ手に左手首を右手でつかみ下方に伸展させる。
この姿勢をゆっくりと息を吐きながら伸ばしてみましょう。
逆方向へ、首を左斜め下へ右手首を左手でつかみ下方へ、
これを3回交互に繰り返します。

●肩凝りに効く食品

ビタミンB群 筋肉にエネルギーを供給して老廃物を代謝する。 豚肉、うなぎ、レバー、サバ、サンマ、イワシ、大豆、そら豆、とうもろこしなど
ビタミンE 毛細血管を拡げ血液の循環を良くする。 サンマ、サバ、ほうれん草、ごま油、アーモンド、ピーナツ、アボガド、うなぎ、ししゃもなど
カルシウム 目丈夫な骨を維持し筋肉をスムーズに収縮させる。 乳製品、小魚類、小松菜、がんもどき、豆腐、ごま、干しひじきなど

●肩凝りに効くつぼ

肩井穴 肩の真上、首の付け根と肩先の中間。
風池穴 眼の癒し参照。
曲池穴 肘をいっぱいに曲げできる横しわの外側端。
合谷穴 手の甲の親指と人差し指の付け根の人差し指よりの圧痛点。